シミ抜き事典

布ソファにこぼしたしょうゆのシミの落とし方

難易度
むずかしい
目安時間
30
汚れタイプ
水溶性
素材
水洗い注意

白い布ソファへしょうゆをこぼすと、茶色より先に『水で薄めよう』と手が動きます。でも、外せない座面へ水を足しすぎれば、しょうゆをクッション材へ送って輪ジミとにおいを残します。まず布張りか、カバーを外せるか、メーカーが水拭きを認めるかを確認し、乾いた白い布へ移る量を見ながら小さく処置します。

いますぐの応急処置

革・合皮、起毛、ウール混、表示不明、またはメーカーが水拭きを認めない張り地には水を足しません。布張りで手入れ条件を確認できた場合も、乾いた白い布を置いて持ち上げ、しょうゆを布へ移すところから始めます。横へこすらず、カバーを外せるかも同時に確認します。

用意するもの

  • 乾いた白い毛羽の出にくい布 3 枚
  • 水を含ませて固く絞った白い布
  • 扇風機またはサーキュレーター
  • ソファの手入れ表示・メーカー案内

手順

  1. 張り地とカバーの扱いを先に確認する

    革・合皮にはこの手順を使いません。起毛、ウール混、撥水加工、表示不明の張り地も液を足さず止めます。カバーを外せる場合は部分だけを濡らさず、洗濯表示とメーカー案内に従って全体を洗えるか確認します。外せない布張りは、メーカーが水拭きを認める場合だけ次へ進みます。

  2. 乾いた白い布へ、しょうゆを移す

    乾いた白い布をこぼれた場所へ置き、押し広げずに持ち上げます。茶色が移った面は座面へ戻さず、きれいな面へ替えます。白い布に張り地の色まで移る、毛並みが変わる場合はここで止めます。

  3. 固く絞った布で狭く押さえる

    見えない場所で色・毛並み・手触りに変化がなく、メーカー案内が水拭きを認める場合だけ、水を含ませて固く絞った白い布で汚れの外側から小さく押さえます。しょうゆの色が布へ移らなくなったら終えます。輪郭が広がる、座面の奥まで湿る、においが強くなる場合は続けません。

  4. 水分を回収し、乾いてから判定する

    乾いた別の布で水分を押さえ、風を通して完全に乾かします。乾く前に同じ処置を重ねません。乾燥後に茶色い輪、しょうゆのにおい、手触りの変化が残る場合は、試した内容を伝えてメーカーか家具クリーニングへ相談します。

やってはいけないこと

  • 革・合皮にも布ソファの手順を使う
  • しょうゆを薄めようとして水を直接注ぐ・スプレーする
  • 濡れた布で横へこすり、座面の中まで押し込む

注意点

  • 実際の白い布ソファでは、直後の吸い取りと少量の水で目立たなくなった例がありますが、張り地と内部構造が違えば同じ結果にはなりません。製品の手入れ条件を優先してください。
  • 洗えるカバーでも部分洗いは境界を残しやすいため、外せるなら洗濯表示に従ってカバー全体を扱います。

クリーニングに出す目安

カバーを外せず製品案内に家庭処置がない、表示不明、広いこぼれ、色移り、毛羽立ち、内部まで届いた湿り、乾燥後の輪やにおいがある場合は、家庭で洗剤を追加しません。『しょうゆをこぼした』『乾いた布まで/固く絞った水拭きまで』と範囲を伝え、購入店・メーカーまたは布ソファのクリーニング業者へ渡してください。

※ 衣類・製品の洗濯表示を確認してください。家庭での処置を進める場合に限り、目立たない場所でテストしてください。最終更新: 2026-08-09