キャンバススニーカーについた油性ボールペンの落とし方
- 難易度
- むずかしい
- 汚れタイプ
- 油性インク
- 素材
- 水洗い可(表示確認)
スニーカーのボールペン跡は、見た目が布でも一足の中にキャンバス・ゴム・接着・金属・加工が同居します。新品の靴ほど、線を消そうと除光液を置く前に、描かれた部分が本当にキャンバスかを確かめます。メーカーが手洗いを認めない靴、革・合皮・スエード、素材不明なら、跡が残っていても液を足しません。
いますぐの応急処置
ペン本体と靴の製品表示を残します。乾いた白い布を線へ一度だけ当て、横へこすりません。描かれた部分が革・合皮・スエード、プリント、ゴム、接着境界、または素材不明なら、エタノールや除光液を使わず止めます。
用意するもの
- 乾いた白い毛羽の出にくい布 3 枚
- 毛先の柔らかい乾いたブラシ
- 低刺激の中性洗浄液(メーカーが手洗いを認める場合のみ)
- ぬるま湯
- 吸水用の白いタオル
手順
描かれた部分の素材と手洗い可否を確認する
靴ひもと中敷きを外し、線があるアッパーがキャンバスかを製品表示で確認します。革・合皮・スエード、プリント、防水加工、金属ハトメ、ゴム、接着境界、素材不明、メーカーが手洗いを認めない靴は、このページの洗浄液を使いません。
乾いた状態で表面のインクだけを受ける
柔らかい乾いたブラシで砂やほこりを払い、まだ表面にインクが残る場合だけ乾いた白い布を軽く当てて離します。線をなぞってこすらず、どこまで描かれているかを写真に残します。油性か分からないペンには液を足しません。
見えないキャンバス部で低刺激洗浄液を試す
手洗い可能なキャンバス部分だけ、メーカー案内に沿って低刺激の中性洗浄液を作り、見えない場所へ布で少量置いてすぐ別の布へ移します。靴の地色が移る、表面が毛羽立つ、プリントがべたつく、接着境界へ湿りが動く場合は、線の部分へ進めません。
線を一点ずつ受け、自然乾燥後に判断する
試験に変化がない場合だけ、泡を布へ少量取り、線の外側から一点ずつ押さえてすぐ乾いた布へ移します。線の輪郭が外へ動く、地色が移る、ゴムや接着部へ湿りが届くなら、その一回で止めます。洗浄液をぬるま湯で湿らせた布へ移し、乾いたタオルで水分を受け、室温で自然乾燥します。完全に乾く前に追加処置をしません。
やってはいけないこと
- 素材不明の靴へ除光液、エタノール、漂白剤を直接付ける
- 歯ブラシやメラミンスポンジで線をこすり、キャンバスを毛羽立たせる
- 靴全体を長時間つけ置きし、ドライヤー熱風や直射日光で乾かす
注意点
- 筆記具メーカーの布向けエタノール処置を、複合製品の靴へそのまま持ち込みません。接着剤・ゴム・加工部の耐溶剤性は、キャンバス布とは別です。
- 低刺激洗浄液は油性インクを必ず消す方法ではありません。線が残っても、輪郭・地色・接着部が動く前に止めることを優先します。
クリーニングに出す目安
革・合皮・スエード混、プリントや接着境界の落書き、素材不明、新品・限定品、広い線、試験で地色・毛羽・べたつきが動いた靴は、家庭で溶剤を試しません。購入店または靴クリーニングへ、ペン本体と処置前の写真、試した範囲を添えて相談してください。
※ 衣類・製品の洗濯表示を確認してください。家庭での処置を進める場合に限り、目立たない場所でテストしてください。最終更新: 2026-08-14