シミ抜き事典

畳にこぼしたコーヒーのシミの落とし方

難易度
むずかしい
目安時間
約20分
汚れタイプ
水溶性
素材
水洗い注意

乾いた白いタオルを外側から中心へ置き、手のひらで押さえます。家庭でやるのは吸い取りと風を通すまでで、水や濡れ雑巾は使いません。縁まで濡れた、乾いても湿りやにおいが残るときは畳店へ相談します。

いますぐの応急処置

乾いた白い布を上から置いて持ち上げます。ブラックかミルク・砂糖入りか、付いた時刻も控えておきます。家庭洗濯できる衣類だけは素材別ページで洗濯・漂白表示を確認してから水分や衣料用製品を使います。畳・革・表示不明・内部へ水を入れられない物と、手入れ案内の無い固定張りは、乾いた布での回収から液を足さず止めます。

用意するもの

  • 乾いた白いタオルまたはキッチンペーパー(複数)
  • 扇風機またはサーキュレーター

手順

  1. 水を足す前に、家庭で止める範囲を決める

    畳の縁まで濡れている、踏むと湿りが周囲へ広がる、すでに乾きかけても冷たさやにおいが残る場合は、水や洗剤で追いかけません。乾いた白い布を当てて吸える分だけ受け止め、畳店へ相談する準備に切り替えます。

  2. 乾いた白い布を置いて、上から押さえる

    コーヒーの外側から中心へ向かって、乾いた白いタオルかキッチンペーパーを置き、手のひらで押さえます。こすったり畳の目をまたいで拭いたりせず、茶色が移った面はすぐ新しい面に替えます。

  3. 布の色と畳の湿りを見ながら、風を通す

    新しい乾いた布にほとんど色が移らなくなったら、窓を開けるか扇風機・サーキュレーターの風を当てます。水をかけず、濡れた雑巾も使いません。ドライヤーを畳に近づけて熱風を当て続けず、畳の目と縁に湿りが残らないかを確かめます。

  4. 乾いてから、輪郭・におい・手触りを判定する

    表面が乾いてから、茶色の輪郭、におい、触れたときの湿りを確認します。色が残っていても、水分やにおいが残る、畳の目が浮く、範囲が広い場合は追加処置をせず畳店へ相談してください。

やってはいけないこと

  • 水を直接かける、濡れた雑巾で何度も拭く(水分を畳の奥へ送り込みます)
  • ブラシやたわしでこする(茶色を広げ、畳の目を傷めます)
  • ドライヤーを畳に近づけて熱風を当て続ける、アイロンやスチームを使う(急な加熱や水蒸気を避けます)

注意点

  • この手順は畳へ水を入れないための初動です。茶色を完全に消すことより、畳表・畳床へ水分を残さないことを優先します。
  • ミルクや砂糖入りのコーヒーでも、最初から水や洗剤で薄めません。広がり・湿り・においが残る場合は家庭で粘らないでください。

クリーニングに出す目安

畳の縁まで濡れた、広い範囲に広がった、乾いても湿りやにおいが残るときは畳店へ相談してください。コーヒーがミルク入りか、こぼした時刻、範囲、乾いた布で吸い取ったことを伝えると判断しやすくなります。

※ 衣類・製品の洗濯表示を確認してください。家庭での処置を進める場合に限り、目立たない場所でテストしてください。最終更新: 2026-09-27