畳にこぼしたカレーのシミの落とし方
- 難易度
- むずかしい
- 汚れタイプ
- 油溶性+色素
- 素材
- 水洗い注意
畳のカレーは、黄色い色素だけでなく、ルーの油と水分を畳の目へ残さないことが先です。衣類のように裏からすすげないため、固形分を上へ取り、乾いた紙へ油と水分を移します。製品案内が認める場合だけ固く絞った布を使い、日光や漂白で黄色を追いません。
いますぐの応急処置
水を足す前に、スプーンや角の丸いカードでルーを畳の目に押し込まず上へすくいます。残った油と水分へ白い紙か乾いた白い布を置いて持ち上げ、汚れた面を替えます。畳の種類・表面材・手入れ条件が分からない場合は、ここで液を足しません。
用意するもの
- スプーンまたは角の丸いカード
- 白いキッチンペーパーまたは乾いた白い布
- 水を含ませて固く絞った白い布(製品案内が認める場合のみ)
- 扇風機
- 畳の種類・メーカー案内
手順
畳の種類と、濡らせる範囲を確認する
天然い草、樹脂・機械すき和紙などの畳表、畳縁では手入れ条件が違います。製品案内が確認できない、畳縁や継ぎ目まで届いた、表面が傷んでいる場合は水や洗剤を足さず止めます。
ルーを上へ取り、油と水分を吸い上げる
スプーンや角の丸いカードを外側から中心へ動かし、固形分を畳の目へ押し込まず上へすくいます。白い紙か乾いた白い布を置いて持ち上げ、黄褐色や油が移った面は畳へ戻しません。横へこすらず、畳の地色が移る場合は続けません。
認められた畳だけ、固く絞った布で目に沿って受ける
メーカー案内が固く絞った布での手入れを認め、見えにくい場所に変化がない場合だけ、水を含ませて固く絞った白い布を目に沿って小さく当て、すぐ乾いた布へ水分を移します。黄色の輪が広がる、表面が毛羽立つ、畳縁へ色が移る、継ぎ目へ湿りが入る場合は止めます。
乾拭きし、風で乾かしてから残りを見る
乾いた布で水分を回収し、扇風機と換気で完全に乾かします。乾く前に同じ処置を重ねません。乾燥後に黄色い輪、油臭、べたつき、表面の波打ちが残る場合は、試した範囲を記録して畳店へ相談します。
やってはいけないこと
- ルーの上から水を注ぎ、畳の目や芯へ流し込む
- 漂白剤・重曹・強い洗剤で黄色をこする
- ドライヤーの熱風や直射日光を一点へ当てる
注意点
- 畳メーカーがしょうゆやコーヒー等へ案内する固く絞った布は、畳を水で流してよいという意味ではありません。油と固形分を含むカレーでは、先に乾いた状態で回収します。
- 衣類で使われる日光による黄色の分解を、畳へそのまま使いません。畳表自体の日焼け・色差が残るため、直射日光で一点だけ処置しません。
クリーニングに出す目安
畳の種類や手入れ条件が分からない、畳縁・継ぎ目・広い範囲まで届いた、地色が移る、乾燥後に黄色い輪・油臭・べたつき・波打ちが残る場合は追加処置をしません。こぼした時刻と家庭で行った範囲を伝え、畳店または製品メーカーへ相談してください。
※ 衣類・製品の洗濯表示を確認してください。家庭での処置を進める場合に限り、目立たない場所でテストしてください。最終更新: 2026-08-12