シミ抜き事典

ウール・ニットについたチョコレートのシミの落とし方

難易度
むずかしい
目安時間
30
汚れタイプ
油溶性
素材
水洗い注意

ウールのチョコ汚れは「完全に冷やして固めてから剥がす」が最初の関門です。編み目に入り込んだ油分はおしゃれ着用中性洗剤の叩き取りで少しずつ移し、落ちきらなければクリーニングに任せます。

いますぐの応急処置

溶けている場合は保冷剤などで冷やして固め、固形分を爪やスプーンでそっと剥がし取ります。こすり広げないことが最優先です。

用意するもの

  • 保冷剤
  • おしゃれ着用中性洗剤
  • 30℃以下の水
  • 白いタオル2枚

手順

  1. 冷やして完全に固める

    保冷剤をポリ袋に入れてチョコに当て、硬くなるまで冷やします。中途半端に柔らかいまま触ると毛足に絡みます。

  2. 固形分をそっと剥がす

    スプーンの縁で毛流れに沿って剥がし取ります。編み目の中の分は無理に掻き出さず、次の工程へ。

  3. 中性洗剤液で叩き取る

    30℃以下の水におしゃれ着用中性洗剤を溶かし、タオルに含ませてシミを叩きます。下に乾いたタオルを敷き、油分と色素を移し取ります。

  4. 水で洗剤分を取り、平干しする

    水を含ませたタオルで洗剤分を叩き取り、乾いたタオルで水気を吸って日陰で平干しします。

やってはいけないこと

  • 溶けたままティッシュでこする
  • ドライヤーの温風で溶かす
  • もみ洗い

注意点

  • ウールは油汚れが毛の内部に残りやすく、時間が経つと酸化臭の原因になります。処置後も油膜感が残る場合はクリーニングへ。
  • 水洗い不可表示のニットは応急処置(冷却と固形分除去)のみに留めてください。

クリーニングに出す目安

カシミヤやアンゴラ混のニットは特にデリケートです。固形分除去まで済ませて「チョコレート」と伝えてクリーニングに出せば、油分はドライクリーニングでよく落ちます。

※ 処置の前に衣類・製品の洗濯表示を確認し、目立たない場所でテストしてください。最終更新: 2026-07-21