シミ抜き事典

ウール・ニットの汗ジミ・黄ばみの落とし方

難易度
むずかしい
目安時間
40
汚れタイプ
皮脂+塩分
素材
水洗い注意

ウールの汗汚れは黄ばみになる前の「シーズン中のケア」が本体です。着用後の陰干しと、シーズン終わりのおしゃれ着洗いまたは汗抜きクリーニングで蓄積を断ちます。すでに黄ばんだ場合は家庭処置の限界が早い素材です。

いますぐの応急処置

着用直後なら、濡らした布で汗の付いた部分を叩いて塩分と皮脂を薄めておくと黄ばみの進行を遅らせられます。黄ばみが見えている場合は応急処置よりつけ置き処置が本番です。

用意するもの

  • おしゃれ着用中性洗剤
  • 30℃以下の水
  • 洗面器
  • バスタオル

手順

  1. 洗濯表示を確認する

    水洗い可(手洗いマーク)のニットのみ次へ。不可の場合は汗抜きクリーニングへ出します。

  2. 中性洗剤で押し洗いする

    30℃以下の水におしゃれ着用中性洗剤を溶かし、汗の気になる部分(脇・襟)を中心に優しく押し洗いします。

  3. 押しすすぎで塩分を流す

    水を2〜3回替えながら押しすすぎします。汗の塩分が残ると次のシーズンに黄ばみます。

  4. タオルドライして平干しする

    バスタオルに挟んで水気を取り、平干しネットで日陰干しします。ハンガー干しは型崩れの原因です。

やってはいけないこと

  • もみ洗い(フェルト化します)
  • 粉末酸素系漂白剤の使用
  • 脱水機に長時間かける(15秒程度の短時間なら可)

注意点

  • すでに黄ばんだウールに酸素系漂白剤(粉末)は使えません。液体タイプでも変色リスクがあるため、黄ばみ除去はクリーニング店に任せるのが安全です。
  • 30℃を超える水温は縮みの原因になります。

クリーニングに出す目安

ニットの黄ばみ予防は「シーズン終わりに必ず洗ってからしまう」に尽きます。見た目がきれいでも汗と皮脂は付いており、収納中に酸化して翌年黄ばみます。

※ 処置の前に衣類・製品の洗濯表示を確認し、目立たない場所でテストしてください。最終更新: 2026-07-21