シミ抜き事典

綿(コットン)の襟・袖の皮脂黒ずみの落とし方

難易度
かんたん
目安時間
20
汚れタイプ
油溶性
素材
水洗いできる

ワイシャツの襟袖の黒ずみは、皮脂にホコリが付いて蓄積した油汚れです。綿なら食器用中性洗剤や部分洗い石けんの前処理+40℃のお湯洗いで分解できます。週1回の前処理を習慣にすると蓄積を断てます。

いますぐの応急処置

蓄積汚れなので緊急性はありませんが、洗濯前に食器用中性洗剤を黒ずみに直接なじませて5分置くだけでも落ち方が変わります。

用意するもの

  • 食器用中性洗剤または部分洗い用固形石けん
  • 40〜50℃のお湯
  • 歯ブラシ
  • 酸素系漂白剤(黄ばみ併発時)

手順

  1. 前処理剤を黒ずみに塗る

    食器用中性洗剤か部分洗い用石けんを、乾いた状態の黒ずみに直接塗り込みます。水より先に洗剤を触れさせるのが油汚れの鉄則です。

  2. 歯ブラシで軽く叩いてなじませる

    歯ブラシの毛先でトントンと叩いて繊維の奥に洗剤を届かせ、10分置きます。強くこすると生地が毛羽立つので「叩く」だけにします。

  3. 40〜50℃のお湯でもみ洗いする

    お湯の中でもみ洗いすると、分解された皮脂が溶け出します。

  4. 洗濯機で仕上げる

    そのまま洗濯機で洗います。黄ばみも出ている場合は、酸素系漂白剤のつけ置き(40〜50℃・30分)を挟んでください。

やってはいけないこと

  • 乾いた状態で強くこする
  • 冷水だけで洗う(皮脂は冷水で固まります)
  • クレンザーなど研磨剤でこする

注意点

  • 黒ずみが古いほど1回では落ちません。数回の洗濯で徐々に薄くなります。
  • 襟の内側の生地は摩擦で傷みやすいため、ブラシは優しく使ってください。

クリーニングに出す目安

毎回の洗濯前に襟袖へ前処理剤をひと塗りするだけで、黒ずみはほぼ発生しなくなります。「落とす」より「溜めない」が襟汚れの最適解です。

※ 処置の前に衣類・製品の洗濯表示を確認し、目立たない場所でテストしてください。最終更新: 2026-07-21