シミ抜き事典

綿(コットン)についた泥はね・泥汚れの落とし方

難易度
ふつう
目安時間
40
汚れタイプ
不溶性
素材
水洗いできる

泥は「乾かしてから落とす」が正解の、他のシミと逆を行く汚れです。濡れたまま揉むと粒子が繊維の奥に入って取れなくなります。乾燥→叩き出し→固形石けんの3ステップで、ユニフォームの泥汚れも家庭で落とせます。

いますぐの応急処置

何もしないのが正解です。濡らしたり揉んだりせず、そのまま乾かします。乾いたら外で叩いて砂を落とし、ブラシで掻き出してから洗います。

用意するもの

  • 洗濯ブラシまたは古歯ブラシ
  • 固形石けん(洗濯用)
  • 40℃程度のぬるま湯
  • 洗面器

手順

  1. 完全に乾かす

    濡れた泥は触らず、まず乾かします。ドライヤー冷風や陰干しで、泥が粉になるまで待つのが最大のコツです。

  2. 叩いて・ブラシで掻き出す

    乾いたら外で生地を叩いて砂粒を落とし、ブラシで織り目の泥を掻き出します。この段階で7割落とせます。

  3. 固形石けんを塗り込んでもみ洗いする

    ぬるま湯で濡らして固形石けんを直接塗り込み、生地同士をこすり合わせてもみ洗いします。泥の粒子を石けんの泡で包んで押し出します。

  4. すすいで洗濯機で仕上げる

    泡と泥を流してから洗濯機で洗います。落ちが甘ければ石けん→もみ洗いを繰り返します。

やってはいけないこと

  • 濡れたままこすり洗いする(粒子が奥に入ります)
  • 泥がついたまま洗濯機に直行する(落ちない上に洗濯槽が汚れます)
  • 漂白剤で解決しようとする

注意点

  • 泥汚れに漂白剤は効きません(色素ではなく粒子のため)。石けんと物理的なもみ洗いが唯一の正攻法です。
  • 野球・サッカーの常連汚れには泥汚れ専用石けんが市販されており、普通の石けんより効率が上がります。

クリーニングに出す目安

白いユニフォームの黒ずみ(泥の蓄積)は、つけ置き用アルカリ洗剤+固形石けんの併用で徐々に白さが戻ります。1回で諦めず数回の処置を前提にしてください。

※ 処置の前に衣類・製品の洗濯表示を確認し、目立たない場所でテストしてください。最終更新: 2026-07-21